ファイリング・システム3つの柱詳細

ファイリング・システムには3つの大きな基本方針(柱)があります。
それは

  1. 不要文書の廃棄
  2. 文書の共有化
  3. 文書に流れをもたせる

ということです。

「第1の柱」 不要文書の廃棄

最初の第一歩は、不要文書の廃棄です。
まず、不要なものは「捨てる」ということを徹底して行います。

廃棄可能な文書の例

では具体的に廃棄する文書はどういったものがあるのでしょうか。
基本的には以下のようなものが廃棄対象の目安になります。

50%は捨てられる

文書が増えてくると、目の届かない文書が出てきてしまいます。
「目が行き届くように絶対量を減らす」ということが大事です。
50%は廃棄してよい文書、20%はオフィスから書庫室へ移して保存すべき文書、30%だけが、オフィス内に保管しておく価値のある文書というデータもあります。

文書の扱いのグラフ(イトーキ調査):50%破棄、20%書庫、30%オフィス

私の経験でも、ほとんどのオフィスでこの数字は当てはまっています。
実際にファイリング・システムの導入のお手伝いをした企業では、下の写真のように廃棄物が出ました。

保管量[F/m] 部門名 0.5~1.5 営業・サービス・製造部門 など 1.5~2.0 人事・開発・開発部門 など 2.0~3.0 総務・経理・調査・設計部門 など

「第2の柱」 文書の共有化

「保管単位」を決めて集中管理

文書を組織的に有効活用するためには、文書の私物化を排除して、適切な管理単位(保管単位)で文書の「共有化」を進めなければなりません。
また、共有化を進めるためには懸案文書の管理方法や机の使い方など、様々なルールを作り、周知徹底させる必要があります。

個人から組織としての管理へ

文書利用量と期間の関係グラフ(米国記録管理協会出典):半年経過で10%の利用、1年経過後は1%

保管→保存→廃棄という流れ

不要文書を廃棄し、組織で共有化を進めても、月日がたてば文書が溜まってきます。
必要な文書のみがオフィスに残り、不要になった文書がスムーズに廃棄できるシクミ<オフィス→廃棄><オフィス→書庫室→廃棄>が必要になり、ファイリングでは1ファイル単位にその流れ(基準)を作っていきます。
下記の4つの用語を覚えておきましょう。

保管   :オフィスの中で文書を管理すること
保存   :オフィスでの利用期間が終り、書庫室などで管理すること
ウツシカエ:当年度の場所から前年度の場所へファイルを移動すること
オキカエ :オフィスから書庫室などへ文書を移動して管理すること

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