お客様の声-ノバ・エキスプレス株式会社様インタビュー
ノバ・エキスプレスは昭和42年に設立した食品配送に特化した物流会社です。
関東を中心に仙台まで広域なネットワークを構築して安心で安全な輸送を安定供給しています。
食品を輸送する会社なので、「新鮮な食品を新鮮なうちに」、つまり「『おいしい』をおいしいうちに」安全・安心にお届することをモットーにしています。
そのためにはまずは「安全」で安定した輸送をベースに、「清潔」「正確」「スピード感」といった3S(スリーエス)に注力しています。
全国同業社が6万社ある中で、当社の場合は食品配送の中でもニッチ市場の開拓に力を注いでおり、
ファーストフードチェーン、飲食店業界の食材から、その周辺材料まで幅広く配送しています。
今後は当社が食品物流で培った強みを活かせる他業種にも展開していきたいと考えています。
導入の経緯
多忙のため社長室の整理整頓が不十分で、書類などを探すのに時間をとられ、作業効率が下がってきたこと、
そもそも情報量自体が増えたため自分自身の頭の中の整理が段々つかなくなってきたことが理由です。
ファイリングという言葉を頼りに、インターネットで色々と問い合わせをかけてみました。
レスポンスが早く、親身に話を聞いてくれて、すぐ現場の確認に来て頂けたというのが、小野さんに依頼したきっかけです。
社長室が整理されると、以前より気になっていた総務部・経理部もやらなくてはと思い、担当者に協力を要請しました。
同時に各拠点の営業所への展開も必要と思い、全社的にヨコ展開しました。
今まで文書整理については特にルールがなく、担当者任せだったので、人が変わるたびにその人の考えで整理方法が変わっていくので、それに歯止めをかけたかったのです。
業務上の文書ですし日々取り扱うのは社員ですから、まずファイリングの骨子をファイリング・プロに、しかも女性のきめ細やかな視線で一緒に作ってもらいたいと思っていました。
機密文書も含め社内の文書を扱うので、まず信用・信頼できるかどうか(その人物像)を見極めることから始めました。
それから、レスポンス、正確性、話の内容などをトータルに判断して、その方にお願いすることになります。
当社の場合は社内で導入する前に、まず社長室の整理を行いましたから、その進め方などは社長の私が一番よくわかっていました。
もちろん大変なことも。
でも、導入作業自体は手間がかかりますが、その後が格段に楽になるので、それを説明して、社員には「お願い」ベースでした(笑)。
依頼の理由
インターネットで検索し問い合わせましたが、レスポンスが早く、見積、現場確認までのスパンが短くスピーディでした。
また、説明が簡単で分かり易く、とてもやり取りが明瞭でした。
最初に分類や仕上がりのイメージを例示してくれたのがよかったです。
多忙なうえに、一見後ろ向きのようなファイリングという業務に社員の協力が得られるか不安がありました。
通常の業務をやりながらの導入作業ですから、スケジュール通りに進められるか・・・ということです。
しかも一番不得意な分野なので。
調べたのですが、ファイリングの指導や片付けを行っている会社や個人があまりないようで、偶然見つけたのが小野さんのホームページでした。
連絡したらすぐ訪問を受けたので、他とは特に比べていません。
ファイリング・システム導入に際して
本社の場合はなんと70%の文書が削減されました!
いかに不要文書(ゴミ)を大切にもっていたことかとビックリです。
業務上もロスが多かったと思います。
例えば、事務の人と事務以外の人が同じような書類をもっているなどで、内容が重複したファイルがたくさんありました。
見直すことによって減量化→効率化への「道しるべ」ができたと思います。
それから、利用頻度が落ちた文書の「保存ルート」ができました。
今まで狭いオフィスの中で保存スペースに苦労していましたが、商業倉庫の利用のアドバイスをもらいました。
自社で管理する以上に、低コストで廃棄までのルートが確保できてうれしいです。
ある営業所ですが、ファイリングが終わったら行動動線が明確になったので、レイアウト変更までやりました。
いろんな意味でムダが省けました。
個人情報の管理の徹底、事務所内の整理を行って防災対策・個人情報などの管理も安心感が増しました。
今までの「固定概念を変える」ことや「やり方の変更」ですね。
例えば使い慣れたバインダーからフォルダーへ使用するファイルを変更したり、分類通りに収納することなどですが、それを自分たちが身につけるまでの時間がかかりました。
「頭の切り替え」や「時間」も必要ということです。
ファイリング担当者の理解度などで、一時進捗状況の足並みがそろわない、指示どおりに進んでいないようなときもありました。
その際は小野さんに、状況をありのまま連絡して指示を仰いで、そのまま伝達して次回までに進めました。
実際にファイリング・システム導入をしてみて
ファイリングがこんなにいろんな面で効果を発揮するとは、想像以上でした。
社内の情報やモノの交通整理(笑)をしたような気がします。
社内の各セクションで書類の整理が進むことによって、時間や空間のロスやストレスが減り、業務の効率化が図られました。
書類を整理することは仕事を整理することであり、仕事を整理するためには頭の整理が必要です。
そんなことをやり終えた爽快感も社員は感じているようです。
現実的な感想としては、書類の性質とそれに応じた保存年限の設定で、文書の流れができたことや
業務の引き継ぎがスムーズに早く行えることなどが私としてはうれしく思っています。
(紙を食べる)羊を飼いたいと思っているような方(笑)。
捨てるに捨てられない方という意味です。
一般の企業はもちろん公共の機関や施設など業種業態に関わらず、ぜひ取り組んでみるとよいと思います。
また、中小企業の社長、そして私のように家事・育児などもある(時間に制約がある)方にもお奨めです。
ビジネスファイリングはホームファイリングへの近道。
ビジネスとホームのファイリングは一挙両得!ぜひやりましょう。
恥ずかしがらずに、すべてお見せすること。
すべてを隠さずオープンに提示することが、完結への早道だと思います。
情報を公開して取り組むことです。
小野さんはすべて受け入れてアドバイスをくれます。
ファイリングにより各拠点の情報整理が一旦終了しました。
これを基に会社の方向性なども「可視化」され、全社員の進むべき道がより明確になってきました。
業務の効率化によりできた時間を各人の自己啓発や教育・研修時間に振り当て、全社員同じ方向にベクトルを合わせて次のステップに進みたいと思っています。
ファイリングも定着化と維持管理が大切です。
またレベルアップも必要ですから、今後も小野さんにはバックアップをお願いしたいと思っています。
大越様 インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。
実務作業者へのインタビュー
必要な文書と不要な文書を選別して、仕分けることでした。
なかなか判断がつきにくいものが多かったので。
また、分類にも苦労しました。
必要なものだけがオフィス内に残ったので、とても身の周りがスッキリしました。
今はどこに何があるのかが一目瞭然です。
書類や物を探す時間、書類の差し替えなどがとても楽になりました。
これからは分類なども更にバージョンアップして、より使いやすいものにしていきたいと思っています。
ご担当者様、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。